組手とは、二者による戦いです。組手には、攻防と使用技を指定して行う約束組手と互いに自由に技をかけあう自由組手があり、大会での組手試合は自由組手で行われます。
我々の空手には「防具をつけて組手をする」という特徴があります。空手は実は技さえ覚えればすぐ強くなれるという訳ではありません。技として突きを覚えて実際に打ってみても相手に大きなダメージを与えることができません。そんな「へなちょこパンチ」から「強力な一撃」にするためには「当てる練習」が必要です!突きや蹴りで使う部位や当てる方法と力の込め方を習ったうえで当てるわけですが生身の人間相手に突きや蹴りを当てていては怪我が絶えません・・・
そこで、防具の出番です。防具のおかげで、上段(頭部)も含め遠慮なく全力の技を相手にぶつけることができ、安全かつ実戦的な練習が可能になっています!
初期は、面をつけずに約束組手の練習をしています。当たらない間合いで、ですが突きや蹴りを実際に当てるつもりで相手にやります。女子でも迫力のある突きや蹴りができるようになります!
「出来たらカッコいいけど、組手ってケガをしそう…」って思ってたそこのあなたも安心ですね!